この巨大スーツケースは、オブジェではなく展示場なのです。
過去にルイ・ヴィトンのスーツケースを愛用していた旅行者に関する品を展示する為に作られたようです。
ルイヴィトンの始まりは、トランク工場として出発しているので、このような展示場が作られたのではないかと思います。
この巨大スーツケース展示場の大きさは、高さ9メートル、幅30メートル。
ルイヴィトンの象徴モノグラムラインの 『LV』マークが全面にあしらわれており、赤、青、白のラインが横に入っておりP.W.Oとアルファベットが並んでいます。
モンモノグラムライン?
ルイ·ヴィトン製品の展示会を展開するため、一時的に立てた建物だそうですが、批判の声が多く
早々に撤去するそうです。
赤の広場はロシア人のアイデンティティであり、神聖な場所を汚さないでほしい。との批判・非難が殺到したそうです。
たしかに、景観が悪くなり観光者からするとせっかく赤の広場に来たのにと思う方もいるかもしれませんね。
今回のイベントは赤の広場に面しているグム百貨店が120周年の記念イベントとした催しだったようです。
同様のイベントを世界各国で行ってきたルイヴィトンも今回の件の反発は予想外だったようです。
ちなみに、ディオールが赤の広場でファッションショーを行った時はとくになにも問題は起こらなかったそうです。
パリに本店を置くルイヴィトン社は他の場所から提案を受けており早い段階で展示会を行いたい
今回の騒動で展示会への関心が強まっており、成功を収めるだろう!とのことです。
前向きですね!
また、今回の件について最高1万ルーブル(約3万円)の罰金が課せられるそうです。
赤の広場で無許可デモを行った際の罰金相場に対して安すぎるとの声もあがっているようです。